漢方薬とはどういうお薬?
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2020/09/01
コラム
「漢方薬」という言葉はほとんどの方が知っていると思いますが、どのようなお薬のことを指すのか詳しく説明できる人は案外少ないのではないでしょうか。
今回は漢方薬とはどういうお薬なのかを解説します。
▼漢方薬=漢方のお薬
最初に区別したいのが「漢方」と「漢方薬」の違いです。
漢方とは、古代中国が起源と言われる伝統医学で、鍼灸や食養生など多岐にわたる「概念」です。
その「漢方」の概念を踏襲した上で色々な生薬を組み合わせて作られるのが「漢方薬」です。
■西洋薬とはどう違うの?
普通の病院で処方される薬は、一般的に「西洋薬」と呼ばれます。
西洋薬は科学的に合成された医薬品で、自然界には存在しにくい成分が使われていることが多いです。
一方、漢方薬とは自然の植物や動物、鉱物などをそのまま粉末にし、調合したものを指します。
■「漢方薬のほうが優れている」とは言えない
自然のものをそのまま使っていると聞くと、漢方薬のほうが体に優しいのではと思う人もいるかもしれません。
しかし効果や体への負担については、漢方薬も西洋薬も、どちらが良い悪いと言うことはできません。
漢方薬は長年の経験と知恵の蓄積により、人間の持つ治癒力を高めることを目的として使われるお薬です。
西洋薬は漢方薬とは違い、体に起きた不具合そのものにアプローチし、局所的に治していくものです。
どちらが体に良い、悪い、優れている、優れていないとは言えず、それぞれの長所を生かして利用していくのがお薬との正しい付き合い方と言えるでしょう。
▼まとめ
「漢方薬」と「西洋薬」は、原理が違うだけで「お薬」としての役割がそう大きく異なるわけではありません。
漢方薬とはどういうものかをよく理解した上で、適切に服用することを心がけてください。